2018-06-12 第196回国会 参議院 国土交通委員会 第19号
我が国におきます鉄スクラップの需給を見ますと、日本は一九六〇年代以降主要な鉄鋼生産国となったことから、現在では、国内に鉄を利用いたしました老朽建築物や自動車など、多くの鉄スクラップ資源が存在いたします。
我が国におきます鉄スクラップの需給を見ますと、日本は一九六〇年代以降主要な鉄鋼生産国となったことから、現在では、国内に鉄を利用いたしました老朽建築物や自動車など、多くの鉄スクラップ資源が存在いたします。
そういうことから、二〇一六年十二月に、日、米、EUに加えて、中国を含む主な鉄鋼生産国が参加する鉄鋼グローバルフォーラムというのが立ち上げられて、この過剰生産問題についての議論と対応が行われているところであります。
一億トンという生産量が今後ふえるということはないかとも思いますけれども、それをどんどん縮小していくべき状況にはないというふうに判断しておりまして、そういうものを世界一流の鉄鋼生産国としてどのように保持していくか、ここは今その鉄鋼産業当事者自体が懸命に新しい技術開発等を通じて、あるいは懸命なコスト削減努力を通じて実現していってもらわなきゃいかぬ、このように期待しております。
五十四年度は一億一千三百万トンと久しぶりに回復の兆しを示し、五十五年にはアメリカを抜き自由世界第一位の鉄鋼生産国になりましたけれども、これはむしろアメリカの鉄鋼業の最近の不振によるものでございます。五十五年度は内外の需要環境の悪化の中で、わが国の生産量は一億七百四十万トンに減少いたしまして、前年を五%も下回ったのでございます。
また、輸出につきましては、昭和四十八年度の三千百万トンから、五十一年度には四千二百万トンに増加をいたしまして、内需の減少を補てんするということができたわけでございますが、EC、アメリカ等の主要鉄鋼生産国は、長期的な構造不況打開の道を探し求めている中で、たとえばECでは、ベーシックプライス制度の発足及び数量、価格両面にわたる二国間協定の締結によりまして、輸入鋼材を抑制するという方法が実施されております
○伊藤(卯)委員 輸出の問題は近代国家というか、鉄鋼生産国の間において、日本がダンピング輸出をしておるというところから、特にカナダ政府などは日本政府に資料の提出を求めたり、それから欧州各国でも、かなり日本が輸出に際してダンピングしておるということが絶えず国際問題になってきております。
現在日本は世界で三番目の鉄鋼生産国でありますが、私どもの見るところでは、高炉及び転炉の技術につきましては、おそらく世界の第一位と言ってもいいような技術を持っておろうかと思います。そういうような観点から、石炭比が思ったよりも相当下がってまいっております。
もはや世界有数の独立国、鉄鋼四千トン、世界第三位の鉄鋼生産国です。戦前の最高の鉄の産額は七百万トン、 〔正示主査代理退席、主査着席〕 しかるにいまは四千万トンです。四千万トンの鉄をつくっておるこの国が、どうしてこのように貧弱なきたない町に住まねばならぬ理由があるでしょうか。これはわれわれも含めて政治家の共同責任でないでしょうか。
世界の鉄鋼生産国では、アメリカにしても、欧州においても、ソビエト地区にしても、このような遠距離で高いコストのかかる原料を確保しておる国というものは日本だけでございます。従って同時に、今度は製品についてもどうですか。製品は今のところはまだ国内需要を主にいたしておりますけれども、やがて、先ほど申しましたような成長計画をとっていくとすれば、製品においても海外市場を見つけなければならない。
鉄鉱石や粘結炭は日本としても最も希望する品目であるが、将来英国を凌駕する鉄鋼生産国たらんとしている中共が一番大事な製鉄原料をやすやすと日本に供給するものとは考えられません。大豆はソ連にも供給しているのであるから、日本への供給量にもおのずから限度がある日本側としましても、国際商品である大豆を品質と値段におかまいなしに中共から優先的に買うという約束をするわけにも参りません。